バイクを所有している人にとって、大事な車両を安全に保管できる場所は確実に押さえておきたいもの。自宅のガレージなどがあり、バイクを駐車するスペースがある場合は問題ありませんが、マンションなどにお住まいの場合でバイクの保管場所に困っている場合はどうすべきなのでしょうか。
バイクを駐車・保管する際、盗難や損傷のリスクはもちろんのこと、雨ざらしの場所や紫外線の当たる場所に保管することで劣化を早めることなども考慮したほうが良さそうです。お持ちのバイクが価値のあるものであれば、なおさらなのではないでしょうか。
そこで、所有車両を安心して保管することができるレンタルガレージ(貸し倉庫・トランクルーム)について、ご紹介したいと思います。
バイク用の駐車場がないとき、どこに保管したらいい?主なバイク向け保管スペース6つ
50ccを超える排気量のバイクは、「駐車場」に置く必要があります。いっぽう、50cc以下の原動機付自転車は自転車用の駐車場、いわゆる「駐輪場」に置いてもいいとされています。
いずれにしても、お持ちのバイクはどこかに保管しなければならず、複数台所有していたり、自宅に駐車場がない場合など、バイクを保管するためのスペースを必ず確保しなければなりませんよね。バイクを保管(駐車)する場所として考えられるものとしては、以下の6種類があります。
①レンタルガレージ(バイク保管が可能なトランクルーム・レンタル倉庫)
レンタルガレージはバイクの保管に非常に適した屋内型スペースです。一般的には警備会社の防犯システムなどのセキュリティ設備が施されており、盗難対策は万全。またビルなどの建物に設けた屋内型の倉庫のため、雨風にさらされず、急激な気温の変化を防いだつくりとなっていることが多く、環境管理がしっかりしています。
他の選択肢よりはややコストがかかることがありますが、大事なバイクを安全に、かつ劣化を防ぎながら保管するには最適なスペースと言えるでしょう。
もちろん、タイヤや工具など、バイク以外の荷物も一緒に保管しておくことができます。
②屋外型コンテナ
いわゆるコンテナを倉庫として貸し出す施設が屋外型コンテナです。荷物を保管するための通常の倉庫としてはもちろん、バイクを保管するためのスペースとしても利用できます。屋内型のレンタルガレージに比べると、セキュリティ面についてはやや劣る傾向にあります。
雨風をしのぐことはできるものの、エアコンなどの空調設備がないため、コンテナ内の温度は外気や湿度の影響を受けやすく、夏場の室内はかなり高温になります。いわゆる耐候性については屋内型と比較して見劣りするため、高価なバイクなど保管状態に注意したい車両の場合は、避けたほうがいいかもしれません。
また屋内型コンテナは郊外にあることが多いため、自宅からのアクセスしやすい場所にあるかどうか、事前にリサーチしておきましょう。
一般的に屋内型の倉庫よりは価格が安く、コスト面ではメリットがあります。
③駅前などにある公営の駐輪場
駅前などにある公営駐輪場には、バイクの駐車が許可されているところもあります。公営であるため一般的に賃料が安く、警備員が常駐していたり防犯カメラが設置されていたりとセキュリティ面で安心な物件も多いと言えます。
ただし、「50cc以下の原動機付自転車であること」や、「原付二種(50cc超125cc以下)まで」など、駐車できるバイクの種類(サイズ)が限定されていることがほとんどです。
お持ちの愛車が保管できる駐輪場かどうか、事前に確認するようにしましょう。
④バイク用の月極駐車場、月極のバイクガレージ
バイクを保管することができる月極駐車場も選択肢のひとつです。料金や利用時間などの条件については物件によってまちまちなため、事前に確認する必要があります。さらに防犯面で問題がないかなどについては、物件によってかなり条件が異なります。
また屋根のあるスペースどうかも大事なチェックポイント。バイク専用のスペースの場合で、屋内型になっていて雨風から守れたり、警備会社と契約している物件もあります。
屋根のないタイプのバイク用駐車場の場合、雨風からバイクの劣化を防ぐため、バイク用のカバーを使用するようにしましょう。
⑤クルマ用の月極駐車場
クルマ用の月極駐車場で、バイクを保管することができる場合があります。バイクを置ける場所かどうか、管理会社や大家さんに事前に問い合わせするようにしましょう。
クルマ用の駐車場は比較的物件が多く、他の選択肢よりも自宅の近所で借りられることが多いと言えます。ただし、月極の利用料はクルマの料金と変わらないことが一般的なため、コスト面でのメリットはあまりなさそうです。
また基本的に屋外タイプの物件が多く、セキュリティ面はもちろん、車両の劣化などの可能性も考慮して判断するようにしましょう。
⑥マンションなどのバイク駐車場
自宅のマンションにバイク駐車場がある場合は、最初に検討すべき選択肢でしょう。利用料金が安いことも多く、もちろんアクセス面も便利です。ただし、駐車スペースの空きがなかったり、規定により「1戸につき1台まで」「原付二種(50cc超125cc以下)まで」などの条件が課されている場合も。
また屋外にある場合は厳重に施錠するなどセキュリティ面での注意が必要です。大切に保管したいバイクの場合は、雨風にさらされない屋内型であるかどうかもチェックするようにしましょう。
バイク好きがレンタルガレージ(貸し倉庫・トランクルーム)を利用するメリットとは
バイクを保管、駐車する方法にはいくつか選択肢があるものの、とくに愛車を大事にしたいバイク好きであれば、まずはレンタルガレージ(貸し倉庫・トランクルーム)を第一の選択肢とすべきでしょう。レンタルガレージを利用するメリットは、以下の6つです。
①防犯・セキュリティ性能の高さ:バイクを安全に保管でき、盗難や第三者による損傷から守ることができます。
②天候や気候条件から保護できる: 雨風や紫外線、夏場の高音や梅雨時期の湿度などから保護し、バイクの劣化を防ぎます。
③収納スペースを確保できる:自宅やガレージが手狭になってしまうことを防ぎ、生活空間を確保できます。
④専用施設ならではの利便性:ルートホビーやルートガレージなど、ルートストアハブのレンタルガレージであれば、バイクの整備や修理などにも最適な環境です。専用の施設ならではの利便性をお楽しみください。
⑤アクセスの良さ:一般的にレンタルガレージは地価の高い都市部に多いと言えます。自宅近くの店舗を利用すれば、アクセスの良さも確保できます。
⑥愛車の価値を保護できる:高価なバイクの経年劣化を防ぎ、愛車の価値を保護します。
レンタルガレージ選びのポイント=アクセス、広さ、セキュリティ、料金、保管環境
適切なレンタルガレージを選ぶためには、アクセスの良さ、広さ、セキュリティ、料金という4つの要素を考慮する必要があります。これらの条件を考慮しながら、自分のニーズに合ったレンタルガレージを見つけるようにしましょう。
まずはレンタルガレージの立地(アクセス)をチェック
まずはレンタルガレージの立地、アクセス性は非常に重要です。通勤途中であったり、自宅の近くにあるなど、そのレンタルガレージが自分にとって便利な場所に位置しているかどうかは、日常の利便性に直結する大きな要素です。
仕事や買い物、ツーリングなどの外出時に、そのガレージまでのアクセスがスムーズであるかどうかを最初にチェックしましょう。ご自宅のある駅名や地名などをもとに、以下のリンク先から近くのルートストアハブの店舗を検索することができます。
複数台のバイクがある場合はレンタルガレージの広さも確認しよう
▲「収納シミュレーション」の画面
次に、レンタルガレージの広さも重要な要素です。バイクだけでなく、自転車やタイヤ、工具やヘルメット、あるいはその他のさまざまな荷物の保管スペースも必要な場合が多いのではないでしょうか。
一般的に、原付バイク1台で、幅200cm、奥行き90cm、高さ120cmほどのスペース(2.16㎥)が必要です。
もちろん収納スペースが広ければ、複数のアイテムを収納することができ、使い勝手は飛躍的にアップします。広めのガレージを選ぶことで、大きめのバイクはもちろん、2〜3台持ちなど、複数のバイクを保管することも可能になります。
以下のリンクから、あなたの保管したい荷物に対してどのくらいのスペースが必要か、シミュレーションすることができます。ぜひご利用してみてください。
【盗難やいたずら対策】セキュリティ設備は万全?
バイクの所有者にとって、安全に車両を保管できるかどうか、盗難や損傷のリスクがないかどうかは非常に重要です。そもそもバイクの保管スペースを選ぶ際に、どのような点をチェックすればいいのでしょうか。
- シャッターなどにより外部から保護されている(外部から見えない)
- 防犯カメラが設置されている
- 警備会社などのセキュリティシステムが導入されている
特に趣味性の高い高級バイク、マニアの間で価値のある高価なレトロバイクなどを保管する場合、以上の3つの条件がどの程度満たされているか、確認するようにしましょう。
ルートストアハブのトランクルーム(ルートストレージ、ルートホビー、ルートガレージ)は、防犯カメラによる監視システムや24時間のセンサーなど、大手警備会社による万全のセキュリティ対策が施されています。
貴重なバイクを安心して預けることができるレンタルガレージを選ぶためには、こうした防犯性能に十分に配慮した、信頼性の高いガレージを見つけるようにしましょう。
レンタルガレージの料金、いくらぐらい?
レンタルガレージを選ぶ際には、料金プランと利用規約を確認することも重要です。料金プランは、店舗の立地や広さなどの条件によってさまざまです。まずはこちらのリンク先「お近くの店舗(トランクルーム・ガレージ他)をさがす」で近所のレンタルガレージを検索してみてください。
ルートホビー、ルートガレージであれば、バイクを保管することができる十分な広さがあります。また、ルートストレージでも、バイク保管のできる物件があるので、お問い合わせか検索してみてください。
それぞれの物件やストレージのタイプの料金を確認したうえで、自分のニーズや予算に合ったレンタルガレージを選ぶようにしましょう
気温や紫外線、雨や湿度への対策──バイクにとって適切な環境か
大切なバイクを保管するための場所ですから、どこでもいいというわけにはいきません。雨でサビたり、夏場などにガレージ内が高温多湿になることで、バイクの経年劣化は早まってしまいます。
大切なバイクのコンディションを保つために、湿度や温度などの管理はもちろん、紫外線や雨風から保護することも、非常に重要なポイントなのです。
屋内型のレンタルガレージであれば、湿度や温度の管理がしっかりしている場合が多く、バイクの状態を保つための最適な環境を確保することができます。
特にコレクション性の高い愛車を長期間保管するような場合には、どのような環境管理がされている物件か、事前に確認するようにしましょう。
ルートストアハブのレンタルガレージなら、さまざまなニーズに応えます
ルートストアハブでは、さまざまなタイプの収納スペースをご用意しています。あなたのニーズにあった、バイク保管に最適なレンタルガレージをぜひ探してみてください。
ルート ホビー
▲名古屋市東区徳川ルートホビーの外観と内観
ちょっと贅沢なメゾネットタイプのレンタルガレージ。クルマやバイクはもちろん、サーフボードや水上バイクなどの収納にもピッタリ。もちろん工具を持ち込んでガレージ内で愛車の整備や改造を心置きなく楽しむことも可能。
ご自身の趣味や仕事の幅を広げ、さまざまなライフスタイルを満喫するためのスペースです。
ルート ガレージ
▲若林3ルートガレージの外観と内観
24時間対応のセキュリティシステムと、リモコン式電動シャッターが自慢のレンタルガレージ。大切な愛車を所有されているお客様にも安心してご利用いただけます。
壁面には釘やビスを打ち込むためのフリーボードを設置している店舗もあります(※要お問い合わせ)。工具を取り付けたり、写真を飾ったり、自分だけのガレージを作りあげることが可能です。
TRUNKROOM-JOURNAL編集部です。収納スペースを確保したい人に向けて、レンタル収納スペースに関するお役立ち情報をお届けします。