収納アドバイス
預け入れ前の梱包方法に注意を払うことにより、輸送や積み下ろしがスムーズに行え、保管状態や収納スペースの最大活用が可能となります。
収納ノウハウ
KNOW-HOW
収納のプロ技、計画的な配置
トランクルームを最大限に活用するためには、収納の順序が鍵となります。目一杯詰め込むと、奥のアイテムへのアクセスが難しくなってしまいます。頻繁に使うものは手前に、あまり使わないものは奥に配置するよう心がけましょう。アイテムの位置をメモして、トランクルームのドアの内側に貼っておくと、後で探す手間が省けます。ラックを使う場合、重いものや大きなものは下段に、軽くて取り扱いやすいものは中段以上に置くと、取り出しやすくなります。また、小物は袋よりもクリアケースでの収納がおすすめ。ラベルをつければ、中身が一目でわかり、取り出しもスムーズに行えます。
ダンボールの質とサイズ・ガムテープの使い分け
収納に使う段ボールは積み重ねるため、ある程度強度のあるものを選びます。サイズの大きい箱には軽い物、小さい箱には重い物を入れ、一人で持てる重さに抑えましょう。重いものは下に、軽いものは上に置くのが基本。中に何が入っているのかマジックなどで書いておくと整理が楽です。ダンボールを閉じる時は、接着力が強く丈夫な布製のガムテープがおすすめです。透明テープや養生テープ、紙製ガムテープは経年劣化によって剥がれることがあります。タンスの扉を閉めて固定したり、コードを束ねる場合にガムテープを使うと粘着跡が残ってしまいますが、養生テープを使うとテープ跡が残りません。
カビ対策、安心の収納ノウハウ
カビの発生は、空気中に常に存在する菌のため、完全に防ぐのは難しいのが現状です。しかし、以下の収納方法を取り入れることで、カビの発生リスクを大きく減らすことができます。
- 衣類や特に価値のある着物は、クリーニングしてから衣装ケースに収納。さらに乾燥剤や防虫剤を一緒に入れることで、湿気や害虫から守ります。
- アウトドアやスポーツ用品は、しっかり乾燥させた後で収納。湿ったままの収納は避けましょう。
- 使用後のアイテムは、アルコール除菌シートで拭き取り、乾燥させてからの収納がベストです。
- 荷物を収納する際は、ラックを使って空間を確保。通気性を良くすることで、カビの発生を抑える助けとなります。
保管品の準備方法
STORAGE TIPS
食器類
食器は清潔な状態で保管することが重要です。残った食べ物や油汚れがあると、虫やカビの発生源になる可能性があります。
衣類
収納前にクリーニングに出す、洗濯するなど、汚れを落としておきましょう。一見、きれいな衣類でも、1度身に着けた服は汗や皮脂が付着しています。汚れが付着した状態で保管すると、シミやカビの発生原因となります。
電子レンジ
収納前には庫内を掃除しきれいにしておきましょう。レンジ内の食べ物の飛び散りをそのままにするとカビが発生する恐れがあります。
書籍
大きな段ボールに書籍を詰め込み過ぎると重くて危険です。小さめな段ボールなら移動も取り出す際にも便利です。
扇風機、ストーブ
収納する前には、ホコリをしっかりと取ってキレイにしておきましょう。ホコリは故障などの原因にもなるので、収納時にもなるべくホコリがつかないようビニール袋などで覆います。市販の専用カバーを使ったり、購入時の箱が残っていれば箱に収納しても良いでしょう。石油ストーブは、タンクに灯油が残っていたら収納できませんので注意して下さい。
布団
カビの発生を防ぐため、収納する前には必ず洗濯、天日干しをしてください。布団圧縮袋を使って収納すると、スペースを取らず収納できます。
テレビ
画面が傷つきやすいので、移動・保管の際には画面を段ボールなどで必ず保護してください。購入した際の段ボール箱があれば、箱に入れて移動・保管しましょう。
箪笥・机・食器棚など
家具から中身を出し、引出しや扉などは養生テープや紐で縛って開かないようにしておきましょう。
ストレージの有効活用
EFFECTIVE USE
お預かりできないもの
FORBIDDEN STORAGE ITEMS
現金、貴金属類、有価証券、美術品(絵画・骨董品) など
ペットなどの生き物、植物
生もの(野菜、肉、魚、腐敗しやすいもの)、臭気を発する恐れのあるもの
火薬類、毒物類、薬物類、その他危険物
ガソリン、灯油など揮発性があるもの
位牌・遺骨およびこれに類するもの
その他法令によりその所持を禁止されている物品、公序良俗に反する物品、他の利用者の迷惑となるような物品。
ルールとマナー
RULES AND MANNERS
ゴミポイ捨て、不法投棄
敷地内の喫煙
敷地内の無断駐車
備品持出、私物化
部屋外に荷物を置く
館内での飲食や宿泊
大声を出すなど迷惑行為
収納目的以外の利用